自律神経
自律神経失調症の不定愁訴や首の痛みなど体調がすぐれない人
原因不明とされる病気で悩んでいる人御相談下さい。
自律神経とは
自律神経には交感神経(活動的な昼間)と副交感神経(安静時の夜間)の2つがあります。不規則な生活習慣や人間関係の悩みなどストレスを溜め込みやすい性格などによって自律神経のバランスが乱れその結果、様々な心身の不調症状が出る状態が自律神経失調症と言えます。又 最近では不定愁訴症候群とも言われ、同義語として使用されることが多くなりました。症状の出方は人によって異なりますので診断が難しい病気だと言われています。
自律神経失調症は頭痛、肩こり、不眠、気力の低下、食欲の変化、胃腸症状など多彩です。
体の調子も日によって変化します。病院に行き医師に相談するといろんな検査を勧められます。
血液検査、尿検査、心電図、胃カメラ、レントゲン検査、異常がなければCT検査、MRI検査まで受けることもあり
ます。検査の中には必要な検査もありますが大半は異常なし、精神的なものでしょうと言われます。
以上のようにいくつも病院に行っても原因不明とされることが多く、これといって治療法も確立されていませんので
悩んでいる人が少なくありません。
自律神経失調症の原因
・ストレスの関与
自律神経失調症の原因はめまぐるしい社会での自律神経の興奮や脳の疲労、ストレスやホルモンのバランスの乱れ等がありますが日常生活そのものに問題があると言えます。現代はストレス社会と言われています。仕事、家庭でも悩みを抱える人が増えています。
・生活習慣の乱れ
・体質的にストレスで弱く自律神経が過敏な人
・病気・ケガなどに起因するもの
精神的なものでなく病気、ケガの後遺症、騒音、不眠などのストレスも自律神経に影響を与えます。
・神経質な性格、真面目で几帳面な性格
神経質な性格、真面目で几帳面な性格で心配性の人はストレスの影響を受けやすいので注意が必要です。体質的に冷え性や虚弱体質の方が多いようです。また女性は思春期・出産・更年期とホルモン分泌などの影響がありますので自律神経の乱れが生じやすいとも言われています。
ストレスの現れ方
・肩こりや首がこり、いろんな所が痛む
・食欲が少なくなった
・便秘・下痢をくり返す
・寝付きが悪く何度も目が覚める
・動悸や呼吸が速くなる時があって息苦しい
・血圧が上がったり、手足の裏に汗をかく
・不安感や緊張感がありイライラする
・脱力感、やる気が出ない、長続きしない
・憂鬱で悲しい時がある
・酒、タバコの量が多くなった
・服装など身だしなみに無頓着になった
・長時間の仕事が苦しくなりミスが多くなる
ストレスを楽にする方法
・十分な睡眠をとる
・親しい友人と交流する
・笑う、泣く
・自然環境に親しむ
・仕事に関係のない趣味を持つ
・気分転換が出来る、落ち着ける空間をつくる。
・適度な運動を続ける
ストレスは適度なものなら心を引き締めてくれますが度を越えてしまうと体や心にダメージを与えます。
ストレスに対し、上手に対処できるよう自分なりの方法を見つけましょう。
自律神経の症状
頭 | 頭痛 |
耳 | 耳鳴り、閉塞感 |
目 | 涙目、疲れ目、目の乾き |
喉 | 喉がつまる・喉の異物感・圧迫感 |
口 | 口の乾き、口中の痛み、味覚異常 |
手 | 手の痺れ・冷え・痛み |
足 | 足の痺れ・冷え・痛み |
心臓・血管 | 動悸、胸部圧迫感、のぼせ、冷え、めまい、立ちくらみ、 |
消化器系 | 吐き気、腹部膨満感、下腹部の張り、胃の不快感、便秘、下痢 |
呼吸系 | 息苦しい、息がつまる、息ができない、酸欠感、息切れ |
皮膚 | 皮膚の乾燥・かゆみ、多汗、冷や汗、汗が出ない |
泌尿器系 | 頻尿、残尿管、尿が出にくい |
生殖器系 | 早漏、射精不能、生理不順 |
筋肉・関節 | 肩こり、筋肉の痛み、関節の痛み |
全身症状 | 倦怠感、疲れやすい、めまい、微熱眠れない、すぐ目が覚める、起きるのがつらい、食欲がない |
精神症状 | 記憶力や注意力が低下する、不安になる、恐怖心におそわれる、すぐ悲しくなる、イライラ、落ち込む、怒りっぽくなる、集中力がない、やる気がでない |
自律神経と腹部の関係
お腹は先ほど説明したように自律神経系の迷走神経が支配しています。
交感神経が緊張すると腹部の内臓器の血流は低下し、血液循環が滞り腹部の血流が悪くなって体調不良の原因にもなります。
お腹は腹膜に囲まれ腸は腸間膜に囲まれたくさんの内臓器があります。腹には大動脈が走って各臓器、椎骨まで血液によって養っています。その血管に沿ってリンパ液が流れ大静脈は老廃物を心臓へと届けます。これらの血管やリンパ、胃、腸、膵臓、腎臓、子宮、膀胱、腹部全体の内臓などを押圧とストレッチによってアプローチして行きます。そうする事によって血液やリンパの流れが促進します。
血液の大半は腹にあります。
心臓から排出された血液は頭部はもちろんの事、各内臓に流れ手足まで及んでいます。
悪い臓器は血流が低下しています。
血流の流れ、リンパの流れを良くする事によって、
免疫力が向上し自律神経系の改善を助けます。
病は腹部にあり と言われた位です。
腹部の手技(手当)は大変重要で自律神経症、体の不調が絶えない人・冷え性の方には最適な療法です。
自信を持ってお勧めします。腹部がこんなに気持ちが良いなんて思ってもみませんでしたとの感想が多いです。
是非生命エネルギー活性化の為に体感して下さい。
自律神経と頚部について
頭痛、肩こり、耳鳴り、味覚異常、のどの違和感など、最近頚筋痛症として注目されている自律神経系の原因は首(頚椎)
にあるのではないかと医療界ではいわれています。
又 現代社会において座る生活、パソコンを見る人が多くなりストレートネックの首の異状が病院でも目立つようになりました。
首の第一頚椎と第二頚椎は自律神経を司る神経節が密集する所です。後頭骨(頭)と頚椎がズレる(歪む)事によって交感神経が乱れる場合があります。
又 第一頚椎の歪みが推骨動脈を圧迫して脳に行く血液の流れを圧迫して頭痛、耳鳴り、めまい等、起こる場合もあります。
第一頚椎が正しい位置に戻れば脳幹神経節の圧迫が緩和され、交感神経の緊張状態が取れ副交感神経、自律神経のバランスが取れるようになり様々な症状が解放される可能性があります。
又 姿勢の歪みを改善する最終目標は自律神経を正常化する事にあると確信しています。
後頭骨と第一頚椎は人間では一番大切な椎骨であり私はCT、MRIで長年、調査研究を重ねていますが90%の人が頭と首にストレス(歪み)が生じています。
早期の正常化(平坦)する必要があると思われます。首(後頭骨)の歪みを正すのは難しく誰でも調整できるものではありません。むしろ症状が悪くなるので注意が必要です。
23年の実績と研究により安心して受けられるソフトな気持ちの良い手技を提供致します。
自律神経と呼吸について
自律神経の影響によって呼吸困難あるいは動悸、息切れ、胸部圧迫感、のどの違和感、胃の不快感それに伴い肩や頚部、あるいは胸部の違和感など胸部神経系に影響を与えます。
胸部は肋骨によって支えられています。
肋骨は全身骨格の中で最も複雑な関節構造でもあり足先から頭部まで連動し呼吸運動(自律神経)によって動くことであります。ゆえに呼吸が浅くなると肺の換気能力が低下し柔軟な肋骨が硬くなり肋骨及び身体のバランスが悪くなります。
当院では肋骨の柔軟性と楽な呼吸を確保するためすべての呼吸筋・吸気筋を手技によって正常化を図り大きな呼吸が出来るように致します。特に猫背気味の人は呼吸が浅いので必須となります。特に喉元にある洞結節(血圧調整)と星状神経(心臓系)と迷走神経、又、迷走神経は首、胸部を含め内臓器、腹腔を含め全てを支配しています。
30年間胃腸検査、上部食道検査の調査研究を重ねて発見考案した治療法です。
まず姿勢の異状を改善し、次に自律神経にアプローチして行きます。
それによって自律神経の緊張を解放し、副交感神経の安定へ導き、呼吸が楽に出来る様にする
療法です。安心して納得の行く説明を致します。その上でお受け下さい。
痛くも無くむしろ気持ちの良いソフトで胸部ストレッチを中心とした安心して受けられる療法に
なっています。