呼吸は自律神経系でコントロールされています

呼吸は自律神経系でコントロールされています。自律神経、内分泌ホルモン免疫系の内で自分で調達できるのは呼吸だけです。
何らかの原因で呼吸筋群と肋骨が硬くなると横隔膜、腹腔へと影響が進み、原因不明の病気や不定愁訴、生命エネルギーの低下などを引き起こします。

ストレッチ浅い呼吸は呼吸筋群に影響を与え、呼吸筋そのものが硬く体のこわばり、肺の喚起能力(酸素摂取率)の低下をまねきます。
ゆえに呼吸筋と肋骨の柔軟性は健康には大切な要素となります。
柔軟な呼吸筋及び歪みのない肋骨身体のバランス(姿勢)が健康へのステップと考えています。

呼吸困難あるいは息切れは日常ありふれた症状でありますが、各種の重大な肺疾患か否かは専門医にゆだねるとし、一部首の痛み、頭痛、肩こり、頚腕障害、斜角筋症候群、肋鎖症候群、胸部疼痛、肋間神経痛など様々な神経関連痛など呼吸筋の硬化障害によって呼吸が制限される可能性があり、体に影響を与える事は確かだと思われます。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

自律神経

呼吸療法

 

肋骨骨折

風邪を引いて病院に来た患者さんが肋骨が痛み出したと。
肺炎も疑い胸部X線撮影と肋骨撮影を検査すると肋骨の骨折が判明しました。軽い骨折でしたら放置しても治ります。一か月位安静に過ごしたら痛みは消えるでしょう。
『くしゃみ・せき』で骨折、患者さんは大笑いでした!
肋骨骨折は外傷の他、ゴルフのスイング、テニス等の回旋運動は肋骨に大変な重力が掛ります。肋骨を含め体の柔軟性の向上に努める事が思わぬ肋骨骨折の予防になると思われます。私は肋骨は健康保持の為には想像以上に重要だと確信しています。
肋間筋の硬化は呼吸まで影響すると考えています。肋骨の重要性は呼吸療法を見て下さい。