私の骨盤矯正の考え方

最近『首の痛み』『肩の痛み』『腰の痛み』『股関節の痛み』『目が疲れる』など痛みの症状、不定愁訴が出ていませんか。
それは姿勢の歪み、つまり骨盤帯と股関節が歪んで全ての身体機能に影響が出ている可能性があります。

骨盤は歪みません!35年来 骨盤、股関節撮影で骨盤が歪んでいる患者さんは少ないです。
下肢帯では股関節を取り囲む筋肉郡にあると言う事です。
上肢帯では腰筋、腰方形筋の左右どちらかの筋硬化か筋力弱体化があり骨盤に影響を与えています。
それを治療するのが根本治療だと確信しています。

股関節は大きな可動性があります。伸展屈曲、外転、内施、外施と、多彩な動きが可能です。
それゆえに骨盤と股関節は大腰筋・大臀筋等 多くの筋肉群と靭帯が保護してくれる為、脊柱は骨盤を中心として水平に保たれています。
しかし可動性が大きいため、どれかの筋肉が障害や片寄った姿勢などにより筋短縮や筋弱体化により片側に影響が出ると骨盤は歪んできますが、やがて骨盤ではなく股関節の変形が始まります。
股関節可動性減少の人は先天的股関節脱臼などのX線撮影が必要不可欠です。

詳しくは、当院 「骨盤矯正」のページをご覧ください。

腰痛の私の考え方

<変形性腰痛症>

40年近く放射線科で腰椎のX線撮影、CT、あらゆる検査を担当して来ましたが50歳近くになると全ての患者さんは何らかの骨の変形、軟骨の狭小化と過骨???が見られます。やがて脊柱間狭窄症に移行し歩くのもままならない患者さんも見受けられます。
『腰痛がすぐ治った』と思わず起こる姿勢、同じ動作の繰り返し、重量物の取り扱い等、理解して身体を守る早期の腰痛対策が晩年を楽しく過ごすために何よりも重要でしょう。

詳しくは、当院 腰痛のページをご覧ください。

腰痛について

腰痛は肩こりや頭痛と同じく一般的にいつかは経験するありふれた愁訴でありながら腰痛のため転業や日常生活
に支障を来すことも多くあるのは事実ですが、ただし真の障害はそれほど多くはなく適切な安静と保存的治療を
続ければ症状が完全に消失しなくとも日常生活に支障なく過ごされている人が多いようです。但し慢性的に腰痛に悩んでいるのも事実です。疼痛の経過、職業、スポーツ、趣味等生活パターンを慎重に考慮し腰痛のメカニズムを理解し上手に生活を送りたいものです。

詳しくは当院の腰痛ページをご覧ください。

頭痛とめまい(筋緊張性頭痛)

頭痛頭痛の頻度は筋緊張性頭痛と血管性頭痛(片頭痛)が最も多く60~80%を占めるといわれています。
まず一次性の頭痛(脳実質以外)か二次性の頭痛(脳実質内)か脳神経内科、外科での診療を受診し確かめなければなりません。一次性頭痛で筋緊張性頭痛を考えると片頭痛では一週間続き安静にして睡眠を取ると頭痛は快方に向かいます。
筋緊張性頭痛では頭痛は何か月またはそれ以上になり慢性化する患者さんもいます。又、肩こりを伴い頸部痛や項部頸部筋、肩に萎縮と筋硬結をもたらし『後頭部神経の緊張から頭痛、めまい』等をもたらします。

詳しくは当院、頭痛のページをご覧ください。